看護観について、成人式を迎えた看護学生の子どもと少し話をしました。
いい看護師になるんだろうなぁーと思いました。
看護観とは、「看護師として患者にどのような看護を行うか」についての考えのことです。
看護観は看護師個人によって違うのは当たり前なのですが、大きく方向性が違うと違和感を覚えます。
私は看護師として、患者さんのことを第一に考え、患者さんにとって最良だと思う答えを出してケアをすることが大切だと思っています。
それは全てが患者さんの望むこととは違います。
患者さんの考え方を踏まえた上で、患者さんが心身ともに健やかに過ごせるようにケアを選択していくのです。
大げさに言えば、患者さんが死にたいと思っていたら、死なせてあげるのが看護なのか?ということです。
または、自分でするのがしんどいからと言って、全てを代わりにしてあげて、患者さんの機能がどんどん衰えて、寝たきりにするのか?ということです。
それは違います。
あくまでも看護師は患者さんが心身ともに健やかに過ごせるようにすることが目標だと思うのです。
もちろん治療の選択は患者さんの自身が選択をします。
その患者さんの選択を元に最良のケアをするのです。
だけど、自己満足ではダメなんです。
患者さんが病気と闘った、頑張った、人生を生き抜いたと思えるように。
寄り添うのです。
寄り添うのは簡単なことではありません。
だけど寄り添う努力をするんです。
そして寄り添いつつ、間違っている考えは少しずつ誘導して修正していければいいかな?
そうかもしれないなぁーくらいに。
否定はしない。頑張られていることを見つけて認める声かけをして自己肯定感を高められるようなお手伝いができればいいな。
そして、嬉しいこと、幸せなこと見つけられるお手伝いができたら最高ですね。
苦しいことにも寄り添い。
嬉しいことにも寄り添い。
まるで結婚式の時の誓いの言葉のように。
病める時も、健やかなる時も〜って感じです。
それが看護だと私は思っています。
人間だから、汚い気持ちを持っているかもしれません。
人間だから、自分の考えと違ったら理解しづらいかもしれません。
本当に難しいんです。
それでも、患者さんに寄り添う努力をするんです。
それがプロだと思っています。
私はそこは1番プライドを持って、大切にしているところです。
私は患者さんに寄り添った看護がしたーい!!
仕事ではプライド高く仕事がしたーい!!
とあらためて思った時間でした。
いい時間だった。娘よ、ありがとう。
この看護観を大切にこれからも頑張って仕事をしようと思います。
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