風疹、梅毒に注意

最近ニュースで言われていますね。

風疹は首都圏を中心に30代後半から50代の男性に増えているようです。
昨年も増えてると言われていましたが、昨年と比べて10倍にもなっているようです。

この時代の方はワクチン接種をしていないので注意が必要です。

妊娠中にこの風疹にかかってしまうと赤ちゃんに心疾患や難聴、白内障などの重い病気にかかってしまいます。

妊娠中に風疹にかかっても気付かないこともあり、出産後に赤ちゃんに病気が見つかって、初めてわかることもあります。

風疹にかかると風邪のような症状から始まります。

どこかで知らない人から感染させられる。

悔しいですね。

移した方は知らないでしょうけど、知らないうちに加害者になっているということです。

怖いですね。

女性は妊娠してからこのワクチンを接種することはできません。

妊娠前に抗体を持っているのかどうかを検査して、抗体がなければワクチンを接種してください。

男性も自分が加害者にならないように抗体検査をして、抗体がなければワクチンを接種してください。

これからの未来を担うことになる胎児に負担を負わせるようなことにならないように。
その子を育てる親に悲しい思いをさせないように。

あなたの気持ちと検査とワクチン代1万円程度の出費で未来は明るくなるのです。



梅毒は若い子を中心に7年間で9倍に増加しています。
原因は中国の風俗爆買いが原因ではないかと言われていますが。。。
不明です。

この梅毒は感染力が強く、口に感染をした人とはキスだけで感染することもあります。

感染すると早期薬物治療で完治します。

妊娠中に梅毒にかかると胎盤を通じて赤ちゃんに感染します。

感染すると早産、死産、新生児死亡、奇形などが起こります。

生まれた赤ちゃんはどうなるかですが

早期先天梅毒は、出産時すでに現れていたり,直後に現れる新生児梅毒をいい、皮膚,粘膜の病変のほかに、貧血,肝脾腫,鼻炎,肺炎,肝炎,骨軟骨炎,骨周囲炎,口唇の丘疹浸潤局面,脱毛,爪囲炎などがみられます。

晩発性先天梅毒は、学童期、思春期に入って発病する梅毒で、角膜炎,関節炎,ゴム腫,神経病変などになります。
また、ハッチソン歯,角膜実質炎,内耳性難聴という症状が現れます。

梅毒の感染の有無は、感染して3週間以上してからの検査でわかります。

早期は感染した場所(陰部、口唇、口腔内、肛門)にしこりができたり、股の付け根のリンパ節が腫れたりしますが、痛みがないことが多いです。
自然に良くなっていきますが、体の中には病原菌は住みついており、人に感染させる状態です。

その後3ヶ月くらいすると手の平や足の裏、全身などに、うっすら赤い発疹ができます。
これも数週間で治りますが、体の中には病原菌は住みついており、人に感染させる状態です。

このまま治療をせず放置しておくと、数年後には皮膚や筋肉、骨にゴムのような腫れができ、複数の臓器に障害が起き、死に至る病気です。

最近は快楽優先で身勝手な男性がコンドームは使用したくないと言ってきますが、女性の身を守るためにも、男性の身を守るためにもコンドームは使用してください。

固定のパートナーがいない方や、自分またはパートナーに複数のパートナーがいる人はオーラルセックスもしないようにしましょう。

悲劇を産まないために、自分の身を守りましょう。

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