暑い日は熱中症だけじゃなく、血栓症に注意!!

暑い日に汗をかきにくい人、水分補給をあまりしない人、水分補給はするけれど、ミネラルを取らない人は熱中症に注意が必要です!!

この時期は水分+ミネラルの補給が大切です。
それは汗として水分とミネラルが排出されるから、体内の水分もミネラルが減ってしまうのです。
すると不均衡がおこってしまい、体調を崩し、酷いと亡くなる方までいるのです。

水分補給は時間を開けて一気にがぶ飲みじゃなく、こまめに飲むことをおすすめします。


汗をかかなければいいと思うかもしれませんが、それはそれでいけないのです。
汗をかけば気化熱で体温の上昇を下げることができるけれど、それがないということは体温の上昇が著しくなるのです。

体温の上昇を予防するのに効果的なのはタオルを濡らしてから絞り、それを首に巻くということです。
首には大きな動脈があるため、動脈を濡れタオルで冷やすことで冷えた血液が全身を回って冷やしてくれるのです。
タオルが温かくなったら、振って冷やしてからまた巻いてくださいね。

そして血栓症!!
水分補給を怠っていると、血液中の水分が失われ、ドロドロ血液になります。
すると血液が固まりやすく、血栓といわれる血の塊ができます。
それが血液に乗りどこかへ移動し、詰まると血栓症と言われる状態になります。
脳に詰まれば、脳梗塞。
心臓に詰まれば、心筋梗塞です。

これができやすいのが妊娠中と産後のお母さんです。
なぜかというと出産の時の出血を止めるために、血液が固まりやすくなっているからです。
なのでいつも以上に水分+ミネラル補給をするように心がけてくださいね。

あと気を付けたいのが高齢者です。
高齢者は体温が上昇しても、それを感知する機能が鈍っていて気付きにくく、水分補給を怠ってしまいます。
また、血管が硬くなっていたり、細くなっている方が多く、ドロドロ血液が滞り、血栓を作りやすく、詰まりやすいのです。
高齢者の方は、喉が乾く前にこまめに水分補給を心がけてくださいね。

妊産婦さんや高齢者の方は、おトイレが気になる方も多いと思います。
しかし、トイレの回数が増えてめんどくさいのと、死んでしまったり、脳がダメージを受けて一般に植物状態といわれる状態になることに比べたらどうですか?
トイレの回数くらいは大目に見れませんか?

暑さを甘くみてると脳がダメージを受けたり、死んでしまったりする危険があるということを忘れずにいてくださいね。

また、赤ちゃんや小さいお子さんを連れての外出。
アスファルトからの照り返しは、アスファルトから身体や頭が近いほど温度が上昇しているため、体温が上昇するのが早いです。
お母さん、注意してみてあげてくださいね。