鮫島浩二先生の本の中で涙するものが2つありますので、少しだけご紹介。
とても有名なので、ご存知の方も多いと思いますが・・・
一部だけ。
本が読みたい方は来院時にどうぞお読みください。
➖わたしがあなたを選びました➖
「おとうさん、おかあさん、 あなたたちのことを、こう、呼ばせてください。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、わたしは地上におりる決心をしました。
きっと、わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
汚れない世界から地上におりるのは、勇気がいります。
地上での生活に不安をおぼえ、途中で引き返した友もいます。
夫婦の契りに不安をおぼえ、引き返した友もいます。
拒絶され、泣く泣く帰ってきた友もいます。
あなたのあたたかいふところに抱かれ、今、わたしは幸せを感じています。」
次はこれ
➖天国郵便局より➖
「おとうさん、おかあさんへ
おとうさん おかあさん
辛い思いをさせてごめんなさい。
天国を出発する前、神様から
「お父さんたちと一緒にいる時間は短いですよ。それでも行きますか?」
と聞かれたとき、本当にショックで、悩みました。
しかし、あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て、地上に降りる決心をしました。
たとえあなたたちに悲しい思いをさせても、
たとえ一緒にいる時間は短くても、
あなたたちの子どもに数えられたかったからです。
そして私の夢はかなえられました。」
というような
赤ちゃん目線から書かれている内容なのですが、涙が溢れてきます。
そしてまた前を向いて精一杯歩んでいこうと思える作品になっています。
人間はいつも自分のできない部分に注目が集まり、自分ができないことに苦しまされることが多いです。
わたしがあなたを選びましたは
妊娠中、出産後の方や思春期の子などへ
天国郵便局よりは
流産、早産、死産、中絶、早くに我が子を亡くされた方などへ
読んでいただけると少し目線が変わるきっかけになるのではないかと思う作品です。
コメントをお書きください